この記事では大アルカナ女司祭が出たときの基本的な読み方を解説していきます。
①女司祭の基本的な意味
②女司祭の絵柄から分かること
③正位置の解説
④逆位置の解説
⑤恋愛・仕事・現在・未来・アドバイスの読み方
⑥オラクルメッセージ
これらを簡単に分かりやすく説明していきます！
この記事をヒントに楽しくタロットを理解していきましょう。
目次
２番 女司祭（The High Priestess)
女司祭の基本的な意味
「女司祭（High Priestess）」は、大アルカナ２番に位置し、知性や直感、内面の静けさを表しています。
このカードは、インスピレーションや、隠れた真実など、内なる声に耳を傾ける精神性を教えています。
女司祭の絵柄が表すこと
女司祭には、多くの象徴が描かれています。
- 女性の姿
女司祭の中央に座る女性は、知性や神秘性を持つ存在を象徴しています。
その穏やかな表情から、感情に流されない冷静さが感じられます。 - 月のモチーフ
彼女の足元には月が描かれており、直感や潜在意識を意味します。
月は変化、移ろいゆくもの。スピリチュアル的。 - 黒とグレーの柱
左右にある黒とグレーの柱。これは相反するものとのバランスを表しています。
男女、陰陽、光と闇など。 - 書物
女司祭が持つ書物は、知識や学びを表します。
この本にはすべての答えが記されていると言われていますが、簡単には開かれません。
女司祭の絵柄は、「見えているものがすべてではない」というメッセージ。
表面的な解釈だけではなく、心の奥深くに問いかける姿勢が重要です。
女司祭の正位置の読み方
知性と理性。そして冷静！
女司祭が正位置で出てきた場合、知性と理性のバランスが取れ、物事に冷静な判断が出来ることを示唆しています。
自分を内観し、在り方と向き合うことで潜在意識に耳を傾けるとき。
女司祭の逆位置の読み方
感情的な判断に警告！
逆位置の女司祭は、直感や知恵を無視してしまっていたり、感情的になりすぎてしまうことを示唆しています。
完璧主義な一面、或いはグレーで曖昧な一面など自分のパターン化した一面が浮き彫りに。
女司祭をテーマ別に読み取る
「仕事」で見た場合
正位置
知識を深めたり、冷静に判断する能力が評価されることを表します。
資格取得や、基礎から何かを学ぶタイミングでもあります。
- 慎重さや冷静さ
- 勤勉さが評価される
逆位置
逆位置では、感情に流されやすく、ミスに繋がる可能性を示唆します。
仕事上のトラブルや誤解が生じやすいので注意が必要。
- スキル不足が浮き彫りに
- うっかりミス
- 曖昧な判断をしてしまう
「恋愛」で見た場合
正位置
「深い絆や信頼関係」を意味します。
- 秘めた本心
- 片思い
- 思慮深い
- 焦らずじっくり
逆位置
「隠し事やすれ違い」が起こりやすいことを示します。
相手に不安や疑念を抱いている場合は、冷静に自分の気持ちと向き合うとき。
- 疑いや誤解が生まれやすい
- 嫉妬心や不安
「現在の状況」で見た場合
正位置
「冷静に物事を見極める」とき。直観やインスピレーションなど冴えわたるときでもあります。
- 深い洞察
- 内面に目を向ける
逆位置
「感情的な判断を控える」ことを示唆しています。
気持ちのコントロールを心がけるとき。
- 感情的な言動
- 悪口や陰口
- 衝動的で曖昧。或いは完璧主義
「未来」で見た場合
正位置
「知恵を活かして成功する道」を暗示します。
直感に従った選択が良い結果を生む可能性が高いです。
- 直観が冴えわたる
- 目標や憧れ、なりたい像が見つかる
- 何かを察知
逆位置
「焦らず準備を進める」ときであることの警告を表します。
未来に不安を感じたり悩まされることがあり、冷静な判断が必要。
- 批判を恐れる
- 精神面が不安定になる
- 目に見えるものばかりに左右される
「アドバイス」で見た場合
「静かな内面の声を信じ、自分を見つめる時間を持つこと」
今一度冷静にじっくり考えることが未来を切り開く鍵です。
あらゆる情報があふれる現代では、自分の気持ちを見失いやすいですが、女司祭はそれを思い出すための手助けとなります。
- 静かな時間を作る
- 他者の意見をほどほどにし、自分の心にフォーカスする
- 自分を追い詰めず、自然体でいること
「心の声を聞く時間を持とう。答えはいつもあなたの中にある。」
外部の刺激ではなく、自分自身に問いかける重要性を教えてくれます。
深い洞察や直感の力を信じること。
特に困難な状況や複雑な人間関係の中で、冷静に心の声に耳を傾けることで、自分らしい道を切り開いていくことが出来ます。
女司祭のオラクルメッセージ
静けさの中に 答えはある
騒がしい声にかき消されぬように
ただ耳を澄ませて 心の奥にひそむ真実を聞く知恵は焦らず、訪れ来る
決して急かすことなく
あなたの歩むその道を ひとつずつ照らすために闇が深いほどに
見えない光が宿るもの
目には映らずとも 魂は知っている迷いも 戸惑いも すべてそのまま
答えを急がず 内なる声に従えば
きっとすべてが ひとつに繋がる
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