カードが多くて覚えられないよぉ…


そんな日もあるよ。
タロットを始めて数か月が経ったころ。
何度同じカードを引いても、
ハジメマシテ。誰デスカ。
状態でした(笑)
全然覚えられなかったのです。
引いた時は解説書を読んで、
なるほど!と思うのに、
次の日になると完全にリセットしている。
あれ?
私、カードを全く覚えていない…
…こういうの、向いてないんかもなぁ~。
あ~!もうええわ!やめた!やめた!!
と、一度諦めた事がありました(笑)
さて、
もし私と同じようなことを感じている方がおられるなら。
ちょっと待ってください!
それはもったいないかもしれません。
今回の記事では、
タロットカードが覚えられない!という初心者が躓く最初の関門を突破していくコツについてお話していきます。
目次
タロットが覚えられない理由

始めたはいいけど、参考書が手放せない!
やっぱり独学は難しいのかな…
誰かから習った方が良いのかな…
もし今悩まれている方がおられたら、
一旦その悩みを洗いざらい出してみましょう!

自分の思考のパターンに原因が隠れているのかもしれません!
1.完璧に覚えなけレバ思考
テスト前の子供の頃のようにザ・丸暗記はもう無理です(笑)
とはいえ変な覚え方もしたくないですよね。
正しい理解で覚えていくことに越したことはありません。
完璧に覚えようと、都度解説書を読んだり書いたりして覚えても
カードの展開が変わるたびに解釈が変化して戸惑ってしまったことはありませんでしたか?
あれ?逆位置だから?カードの相性?!
んー。結局どれが正解やねん!
そもそも正解ってなんやねん!
と、ぐるぐるしてしまう。
この私のように(笑)
正しく覚えようと頭で頑張っても
心に入ってこなければあまり記憶に残らない。
テスト勉強より、テスト終わりに友達と遊んだ記憶の方が断然に鮮明です(笑)
見本通りなんてない
勿論、解説書は素晴らしい見本です。
私は独学なので様々な参考書を愛読させていただいております!
ただ、
解説書通りなんて、やっぱりあるわけないと思うわけです。
完璧を思うがあまり一言一句解説書通りに当てはめていたら、正直息苦しい。
…し、占っても面白くない!(笑)
全部を完璧に覚えるよりも
一旦自分事に当てはめて自分の言葉に変えてみる。
私はYouTubeでも撮ってるかのように、
カードに話しかけながら自分語りをしてました(笑)
若干ファンタジー感はありますがリラックスしてリーディング出来ますよ♪
これは結構まじめに良い方法だと思っています(笑)
2.正解を探しすぎている
私はこれまで様々な参考書やプロの方や
SNS配信などを見ながら、
自分の解釈との違いを探ってきました。
どれを見ても自分の解釈とはやはり違うんですよね。
それぞれの解釈の仕方があるんです。
で、当たり前ですがプロってどれも素晴らしい!!
そしてカード一つ一つの言葉が、心地よ~く聞こえてきます♪
ふと、気づきました。
絶対にこれが正しいというものはどこにもないと。
逆に言えばどこにも間違いすらなかった。
勿論、的外れすぎる解釈をして
好き勝手な判断をするのは全く持って違うと思っています。
だったらタロットじゃなくてもいいわけで(笑)
あらゆる解釈がある中で、
タロット初心者がより深くカードを理解するためには、
”絶対”や””正しさ”や”正解”を頭の中に作りすぎない事だと感じています。
知識は必要ですけどね。
3.タロットに対する前提が違う
カードは未来を予言したり断言するものだという前提がそもそも違う気がしています。
タロットは現状や未来をより善くするためのツール。
大前提に、全てを選択・決断して歩むのは自分であると思っています。
また、本当の望みは自分だけが知っています。
タロットは本心をクリアにしてくれたり、
選択に迷うことを減らしてくれるもの。
そう思うと、
カードの意味をちゃんと覚えるよりも
悩みの根幹にある望みや気持ちに気づくことの方が重要である気が。
あなたがタロットに対して持っている前提が、覚えることの足止めしている可能性もあるかもしれません。
4.自分で決めていない
結構これ、あると思うんです。
日々は選択の連続です。例えば、
- 誰かの意見で決める
- レビューをみて決める
- クーポンの有無で決める
- メンターの言う事を信じて疑わない
とか。
勿論悪い事ではないです!
とても柔軟性があると感じます。
ただ、
無意識のうちに最終的な選択を自分とは別の何かが決めている事って意外にあるような気がしているのです。
本当は嫌なのになぁ…とか
今日はこっちの気分なんだけどなぁ…とか
乗り気じゃない本音に対して、
カードの答えがこうだからという理由で
誰かがNOといったからという理由で
社会や取り巻く環境から見た都合の良い思考に合わせていくほど、
自分の気持ちからは遠ざかります。
本当に、それは本心ですか?
ここがズレているから、
カードを何度見ても腑に落ちなかったり
覚えられなくなっているのかもしれません。
まずは自分の望みに気づく
私は他人の顔色ばかりが気になって、
人の好意や善意を断ることが出来ない人出身でした(笑)
嫌な顔されたくない
嫌われたくない
怒られたくない
とか。
本当は断りたいのに
本当はやりたくないのに
本当は休みたいのに
なんて思う自分はダメだ!と
思ってましたね~(笑)
言動が本心からズレていってしまうほど、
自分を見失ってしまいます。
仮に、
タロットという本心があるとしたら、
頭で理解しようとするほどその答えを見失っていきます。
結果、ずっと占いが外れているような感覚や
なんか全然覚えらんねぇ!
という事になる気がしています。
覚えられない関門を突破する

覚えられないのは割と思考が邪魔をしている可能性も見えてきました。
では一緒に、
この関門を突破していきましょう!!
1.自然に覚えるまで覚えなくていい
です(笑)
自然に覚えるまで、
勝手に頭に入ってくるまで、
無理に覚えようとしなくていいのだと感じている次第です。
あなたはまじめだから、大丈夫。
沁みてきた時がタイミングです(笑)
あるとするならば、
覚えられない事の何がいけないのか?
それらでどうなることを恐れているか、
気持ちを探ってみてください。
2.パッと見て感じた事を感じる
カードを見た瞬間、怖いな!と感じたら
その気持ちとと対話してみましょう。
嬉しいな!と感じたら、その気持ちを感じてみましょう!
こうなりたいね。
こう思うんだね。
そうかそうか。
よしよし。
と、受け止めてあげましょう。
その後、解説書を読んで(大体違っているけど)
そこで得た理解を取り入れながら、
もう一度自分に寄り添いながら話してみる。
自分を知ることが、
タロットを知ることに繋がっていくなら
面白いと思いませんか?
3.呼吸を整える
なに言うとんねん。ですね(笑)
関係ないかもしれません。
ただ、頭がざわざわ、ぐるぐる
そわそわ、モヤモヤしていたままだと、
カードを何度引こうとも顕在意識やエゴや執着、思い込みなんかが絶対邪魔をしてきます。
一旦、深呼吸をしてみましょう。
肋骨周辺をさすってあげるだけでも楽になったりします。
目を閉じて、ゆっくり
穏やか~に。
3.ハードルをグッと下げる
人それぞれ、得意不得意ってあります。
勉強が好きな人もいれば、苦手な人もいる。
分析して計画してコツコツ!が得意な人、
感覚に敏感にガンガンいく!が得意な人。
自分にとって心地の良いペースで、
取り組んでいくことが結果一番早いです。
出来るところまでしかしない。と決める。
不思議ですが逆に出来ることが増えたり、
もう少しやってみようかな♪
なんて、
ペースが上がっていったりします。
つまるところ、自己満足!
超ストイックが向いてないと感じたら、
逆の事すればいいだけです♪(笑)
覚えられない時におすすめの本

本読むんかい!…とは言わずに(笑)
ふと本屋に立ち寄った際、見つけたのです!
覚えないタロット!!!!!
覚えないタロット
大アルカナにフォーカスして、タロットの解説をしてくれます。
カードの初め。愚者くんが冒険をしながら、
それぞれの大アルカナに出会い成長していく物語。
カードの解説も多く、何より絵がたくさんあって見やすい!
他にも小アルカナや自分で占うやり方も記載されていました。
楽しくゆっくり吸収していきたい方におすすめの一冊です!
もっと読み解くための覚えないタロット
ちなみに小アルカナ編もあるみたいです。
私はまだ購入していませんが、こっちも面白そう♪
読んだらまた、シェアさせていただきますね!
まとめ

あくまで自分の体験や見解でしかありませんが、
カードを覚えられない理由は
自分の思考パターンが大きく関係していると感じています。
頭がクリアになってくると、
自然とタロットカードが理解できるようになり本心も分かるようになってきました。
本当にゆっくり。
自分を知る時間だと思いながら
タロットに取り組んでみてくださいね。
素敵な時間をお過ごしください♪